書店でいつも目立つ場所へ平積みされている文庫本。
それが桜井亜美の作品だ。
銀色夏生
に共通するような、デザインを重視したカバーはティーンネージャー向けを思わせる。
ちなみに、カバー写真は脚本家ニナガワの娘・蜷川実花が撮影している。
初めて、彼女(だと思うけど)の作品を手にした。
もっと陳腐な恋愛話だと想像していただけに、少し驚いた。
弟との近親相姦、中絶した子供が、人体実験に使われ、しかも生きていた。
などなど。
何だか、これでもかと言わんばかりの事件が、繰り広げられている。
日常話のように。
異次元に引き込まれるような言い回しは、なかなか見応え有り。ちょっとまどろっこしい、という声もあるかもしれないが。
予想より、プラス3ってところかな。